- 新NISAを始めたいが、楽天証券とSBI証券のどちらがいいかわからない
- 新NISAの開設において楽天証券とSBI証券の違いが知りたい
- 新NISAについての相談先を教えてほしい
新NISAを始めるにあたって、証券会社選びは重要だ。手軽に始められるネット証券を選ぶ人が多く、中でも楽天証券とSBI証券は人気である。
ただし、楽天証券とSBI証券のどちらで新NISAを始めればいいか迷う人もいるだろう。
そこで本記事では、楽天証券とSBI証券の概要や特徴を比較し、おすすめしたい人を紹介する。
これから、新NISAを始める人や適切に資産運用をすすめたい人は参考にしていただきたい。
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新NISAにおける楽天証券とSBI証券の特徴を表で比較

楽天証券とSBI証券の特徴を紹介する。それぞれの比較を以下の一覧表で確認いただきたい。
| 楽天証券 | SBI証券 | ||
|---|---|---|---|
| 手数料 | つみたて投資枠 | 無料 | 無料 |
| 成長投資枠 | 日本株:無料 米国株:無料 投資信託:無料 | 日本株:無料 米国株:無料 投資信託:無料 | |
| 成長投資枠(単元未満株) | 無料 | 無料 | |
| 成長投資枠 | 成長投資枠の取扱い銘柄数 | 投資信託:1,324本 国内株式・外国株式にも対応 | 投資信託:1,494本 国内株式・外国株式にも対応 |
| 単元未満株 | 1株から取引可能 | 1株から取引可能 | |
| 株の定額買付サービス | 日本株・米国株ともに可能 | 日本株・米国株ともに可能 | |
| つみたて投資枠 | つみたて投資枠の取扱い銘柄数 | 251本 | 282本 |
| 積立頻度 | 毎日・毎月を選べる | 毎日・毎週・毎月・複数日などからコースを選択 | |
| 最低積立額 | 100円 | 100円 | |
| 銀行引落 | 可能 | 可能 | |
| クレカ積立 | カードの種類 | 楽天カード | 提携クレジットカード |
| ポイント付与率 | 0.5〜2.0% | カードの種類や利用条件により異なる | |
| 積立額の最大額 | 月10万円 | 月10万円 | |
| ポイント | 投信保有ポイント | 楽天ポイント ポイント付与率:0.017〜0.053% | 5種類から選択 ※Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALのマイル・PayPayポイント ポイント付与率:0.10〜0.25% |
| ポイント投資 | 可能 | 可能 |
【楽天証券vsSBI証券】新NISAについて項目別に詳しく比較

ここからは、楽天証券とSBI証券を9つの項目に分けて、さらに詳しく比較する。
口座数
楽天証券とSBI証券の総合口座とNISAの口座数は以下の通りだ。
| 楽天証券 | SBI証券 | |
|---|---|---|
| 総合口座 | 1,326万口座 (2025年12月末) | 1,519.7万口座 (2025年12月末) |
| NISA口座 | 699万口座 (2025年12月末) | 536万口座 (2024年12月末) |
SBI証券は2025年11月に主要インターネット証券で初めて1,500万口座を突破した。NISA口座数の公表時点は各社で異なるが、楽天証券・SBI証券ともに500万口座を超えている。
口座開設の差で両者を選ぶのは難しいため、他の要素を見ていく必要がある。
取扱い銘柄数
楽天証券・SBI証券におけるNISA口座の取り扱い銘柄数は以下の通りだ。
| 楽天証券 | SBI証券 | |
|---|---|---|
| 成長投資枠 | 国内株式・外国株式・投資信託に対応 投資信託:1,324本 | 国内株式・外国株式・投資信託に対応 投資信託:1,494本 |
| つみたて投資枠 | 251本 | 282本 |
成長投資枠では、両社とも国内株式・外国株式・投資信託に対応している。投資信託の本数は、楽天証券が1,324本、SBI証券が1,494本である。
楽天証券・SBI証券ともに国内株式や外国株式を取り扱っており、成長投資枠の選択肢は広い。
米国株や海外ETFを重視する場合は、各社の取扱銘柄や積立機能を確認して選びたい。
投資信託は楽天証券1,324本、SBI証券1,494本である。
また、すべての商品が投資信託で構成されるつみたて投資枠は楽天証券251本、SBI証券282本であり、いずれも幅広い選択肢が用意されている。
クレカ積立
楽天証券・SBI証券ともにクレカ積立が可能である。クレカ積立は、証券口座に入金する必要がなくクレジットカードで決済可能なため、特にこれから投資を始める人におすすめだ。
楽天証券は楽天カード、SBI証券は三井住友カードをはじめとする提携クレジットカードによるクレカ積立に対応している。いずれも100円から積立設定可能で、上限は月に10万円だ。
両者ともに積立金額に応じてポイントが加算されるが、条件や付与率はカードの種類によって異なる。
楽天証券・SBI証券で得られるポイントの種類とクレカ積立のポイント付与率は以下の通りだ。
| 楽天証券 | SBI証券 | |
|---|---|---|
| ポイント | 楽天ポイント | Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALのマイル・PayPayポイント |
| ポイント付与率 | 楽天カード:0.5% 楽天ゴールドカード:0.75% 楽天プレミアムカード:1% 楽天ブラックカード:2% | カードの種類や利用条件により異なる |
楽天証券は対象ファンドの代行手数料とカードの種類によってポイント付与率が決まっている。
一方、SBI証券はカードの種類や利用条件によってポイント付与率が異なる。
付与条件は各カードで異なるため、事前に条件を確認しておきたい。
投信保有ポイント
投信保有ポイントとは、投資信託の保有によってポイントが付与されるサービスである。楽天証券・SBI証券で得られる投信保有ポイントは以下の通りだ。
| 楽天証券 | SBI証券 | |
|---|---|---|
| 投信保有ポイントのポイント付与率 | 0.017〜0.053% | 0.10〜0.25% |
| 対象商品数 | 6 | 原則全ファンド |
ポイント付与率は保有する投資信託によって異なり、楽天証券は0.017〜0.053%、SBI証券は通常銘柄で0.10〜0.20%、SBIプレミアムセレクト銘柄で0.15〜0.25%である。
SBIプレミアムセレクト銘柄は、原則3か月ごとに見直される。
また、対象投信の範囲を見ると、楽天証券は「楽天・プラス」シリーズ6商品、SBI証券は原則全ファンドであるため、投信保有ポイントを目的に証券会社を選ぶならSBI証券に利点がある。
ポイント投資
楽天証券は楽天ポイントで、SBI証券はVポイントとPontaポイントでポイント投資が可能である。
楽天証券は、楽天市場や楽天カードの利用時に貯まる楽天ポイントを1ポイント1円換算で投資に利用できる。
SBI証券でも、Vポイント・Pontaポイントを1ポイント1円換算で、貯めたポイントを無駄なく活用できる。
単元未満株や少額投資と組み合わせることで、少額から株式投資を始めやすい。少額でコツコツ投資したい人は、ポイント投資を活用するとよいだろう。
投信定期売却サービス
投信定期売却サービスは運用しながら一部を定期的に売却して、資金として受け取れるサービスだ。
例えば、積立投資で長年蓄積した投資信託を、そのまま運用を継続しながら、一部を受け取りつつセミリタイアしたり、年金代わりに受け取ったりすることが可能である。
楽天証券の場合は定額だけでなく、定率で受け取り額の設定が可能なため、リターン(運用益)の割合に合わせて受け取り額を設定しやすい。
受け取り額の設定には、資産額や値動きも踏まえたい。
SBI証券も定期売却サービスを提供しており、2025年12月から定率指定方式・期間指定方式に対応し、NISA口座でも定期売却設定が可能となった。
そのため、定期売却の選択肢は両社とも広がっている。
IPO投資
IPOとは、新規公開株式のことを指し、将来的に成長が期待できる企業に投資できるメリットがある。大きな値上がりを期待できることから、人気の投資手法となっている。
また、利益が非課税となる新NISAとの相性も良い。楽天証券・SBI証券における、2025年4月から12月までのIPO引受関与件数は以下の通りだ。
| 楽天証券 | SBI証券 | |
|---|---|---|
| IPO引受関与件数 | 32件 | 46件 |
上記の集計期間ではSBI証券のほうがIPO取り扱い本数は多い結果となっている。
そのため、NISA口座でIPO投資を検討している方は、SBI証券がおすすめだ。
米国株・海外ETF
楽天証券・SBI証券は米国株や海外ETFにも対応している証券会社である。それぞれの取扱いは以下の通りだ。
| 楽天証券 | SBI証券 | |
|---|---|---|
| 米国株の取扱い | あり | あり |
| 海外ETFの取扱い | あり | あり |
両社とも米国株・海外ETFを取り扱っている。
そのため、海外への個別株投資やETF投資に興味がある人は、取扱銘柄や積立機能を確認して選ぶとよいだろう。
取引ツールの利便性
楽天証券・SBI証券ともに便利な取引ツールが用意されている。
| 楽天証券 | SBI証券 | |
|---|---|---|
| スマートフォン用 | iSPEED | SBI証券 株 アプリ 投信つみたてアプリ |
| パソコン用 | MARKET SPEEDⅡ | HYPER SBI 2 |
楽天証券はiSPEEDやMARKET SPEEDⅡといったツールが用意されており、マーケットや個別銘柄の情報、経済関連のニュースなど、投資に必要な情報をキャッチできる。
SBI証券は「SBI証券 株アプリ」で国内株式・米国株式の切り替えが可能で、投資信託の積立には「投信つみたてアプリ」がある。
「投資信託の情報のみが知りたい」「米国株にしか興味がない」など、自分が重視する商品に合わせてツールを選びやすい。
新NISAは楽天証券とSBI証券を賢く使い分けよう

楽天証券とSBI証券は、どちらも魅力的な証券会社である。
ここでは、楽天証券とSBI証券それぞれに対して、おすすめな人を紹介する。
楽天証券がおすすめな人
楽天証券がおすすめな人は以下の通りだ。
- 楽天カードを持っている人
- 楽天のサービスをよく利用する人
- 楽天ポイントを効率よく貯めたい人
楽天カードを所有している人は、楽天証券でクレカ積立に利用できるため、すぐにでも積立投資を始められる。
クレカ積立によって楽天ポイントが獲得でき、貯めたポイントは楽天市場や楽天トラベルなどのサービスに利用できる。
さらに貯めた楽天ポイントはポイント投資に回すことも可能だ。
投資信託や米国株へのポイント投資によって、楽天市場で買い物した際の獲得ポイントがアップするプログラムもある。
楽天証券と楽天サービスを活用すれば、楽天ポイントを効率よく貯められ、貯めたポイントをさらに投資に回す好循環を作れる点が魅力だ。
SBI証券がおすすめな人
SBI証券がおすすめな人は以下の通りだ。
- 三井住友カードを持っている人
- 米国株・海外ETFへの投資に興味がある人
- さまざまなポイントを貯めたい人
SBI証券は三井住友カードをはじめとする提携クレジットカードでのクレカ積立が可能なため、同カードを所有している人は、SBI証券の開設を考えてもよいだろう。
また、米国株・海外ETFへの投資に興味がある人は、SBI証券も有力な選択肢だ。
SBI証券で貯められるポイントはVポイントをはじめ、Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント・JALのマイルといった種類が設けられている。
獲得できるポイントの種類が複数あるため、さまざまなポイントを活用したい人にも向いている。
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楽天証券とSBI証券の併用もおすすめ
楽天証券とSBI証券を併用する方法もある。NISA口座は1口座のみの開設となるが総合口座(証券口座)は複数の証券会社で開設可能だ。
例えば、楽天証券ではNISA口座を開設して積立投資を行い、SBI証券で米国や海外の個別株専用にするのもよいだろう。
両者を併用すれば、楽天ポイント・Vポイントそれぞれのポイントを貯めることもできる。楽天証券・SBI証券を使い分けて、投資スキルを上げていくことが可能だ。
楽天証券やSBI証券ならプロに新NISAの相談ができる!

楽天証券やSBI証券で新NISAによる投資を始めたいが、どのように進めればよいのかわからない人はプロへの相談を検討してはいかがだろうか。
ここではプロに相談するメリットについて紹介する。
プロに相談するメリット
NISAを初めて行う人には、証券口座を選んで口座を開設し、投資する銘柄を選び、運用するといった一連の流れを、誰の助言も借りずに選択するのは難しい場合もあるだろう。
プロに相談することで以下のメリットが得られる。
- 自分に合った投資先を選べる
- 目的に合わせた資産運用ができる
- 一人で悩まずに済む
投資に正解はないが、豊富な知識と経験のあるプロからアドバイスをもらえば失敗は少なくなるだろう。
「老後資金を作りたい」「今ある資産を減らさずに運用したい」「月々数万円から投資を始めたい」など目的に合わせて助言を受けられる。
困ったときに、いつでも相談できる相手がいるのは、長期的に資産運用を行っていくうえで重要だ。
楽天証券・SBI証券で新NISAを始めるならプロに相談しよう

楽天カードや楽天ポイントを活用したい人には楽天証券が向いており、米国株や海外ETFへの投資に興味がある人はSBI証券が向いている。
楽天証券・SBI証券はそれぞれに魅力ある証券会社だが、どちらがよいか迷う場合や何に投資すればよいのかわからない人は、プロへの相談がおすすめだ。
また、IFA検索サービスを活用することで、目的に合わせた資産運用を実践できる。
自分に適した相談相手を探してみよう。
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参考・出典
- 楽天証券株式会社『2025年12月期 決算説明会資料』(公表日/更新日:2026-02-06)
- 株式会社SBI証券『決算説明資料 ~2026年3月期 第3四半期~』(公表日/更新日:2026-02-04)
- 株式会社SBI証券『決算説明資料 ~2025年3月期 第3四半期~』(公表日/更新日:2025-02-07)
- 楽天証券『NISA商品ガイド』(公表日/更新日:2025-02-28)
- 楽天証券『楽天カードクレジット決済のポイント還元率』(公表日/更新日:2026-02-20)
- 株式会社SBI証券『クレジットカード決済による投資信託の積立サービス 月間積立設定金額1,000億円突破のお知らせ』(公表日/更新日:2026-01-14)
- 株式会社SBI証券『SBI証券、国内株式積立サービス「日株(にちかぶ)積立」開始のお知らせ』(公表日/更新日:2024-08-30)
- 株式会社SBI証券『投資信託「定期売却サービス」機能拡充実施のお知らせ』(公表日/更新日:2025-12-03)
- 株式会社SBI証券『「SBI証券 株アプリ」米国株式取引機能の統合のお知らせ』(公表日/更新日:2024-08-22)
- 株式会社SBI証券『「かんたん積立アプリ」名称変更およびデザインリニューアル実施のお知らせ』(公表日/更新日:2026-02-13)
- 楽天証券株式会社『楽天証券、「楽天・プラス」シリーズの合計純資産額1,000億円達成のお知らせ』(公表日/更新日:2024-01-31)
- 株式会社SBI証券『米国3大市場の一角「Cboe」取扱い開始のお知らせ』(公表日/更新日:2024-08-29)


